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石川県で公共工事の入札に参加するときの特徴は? 石川県は、県と多くの市町が同じ電子入札システム「SuperCALS(電子調達システム)」を利用しており、システムは平日のみ稼働します。参加するには「入札参加資格の取得 → 電子入札の事前準備」の2段階が必要で、案件は入札情報システムで探します。 順番に、石川ならではのポイントを整理します。
【図解】石川県で入札に参加するまでの全体像
石川県での入札参加は、大きく次のステップで進みます。
| ステップ | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ① 入札参加資格 | 県・市町の競争入札参加資格者名簿に登録 | 2年ごとの定期受付+随時受付。工事・物品・委託で別 |
| ② 電子入札の事前準備 | ICカード・パソコン設定・利用者登録 | SuperCALS(電子調達システム)共通の準備 |
| ③ 案件を探す | 入札情報システムで公告・発注見通しを確認 | 平日6〜23時に閲覧 |
| ④ 入札本番 | 電子入札システムで入札書を提出→開札 | 平日8〜20時に操作 |
①の資格がないと②③④に進めません。資格・準備には日数がかかるので、早めに動くのが基本です。
石川県の発注者と案件の探し方
石川県の公共調達は、石川県(県の機関)と県内の市町が、それぞれ発注者として案件を出します。これらの入札情報(公告・発注見通し・入札結果)は、石川県CALS/ECの入札情報システムで確認できます。建設工事・委託業務の発注見通しは年度ごとに公表されます。また、当サイトの入札案件一覧でも北陸の案件をまとめて確認できます。
入札情報システムの閲覧時間は平日の6時〜23時で、土日祝・年末年始は停止します。仕様書等のダウンロードにも時間帯の制限があります。
特徴①:電子入札は「SuperCALS」、稼働は平日のみ
石川県と県内市町の電子入札は、富士通の電子入札システム「SuperCALS(電子調達システム)」で運用されています。国の電子入札コアシステムに準拠したシステムで、使い方はSuperCALSの使い方で詳しく解説しています。
石川県のシステムでまず押さえたいのが稼働が平日のみという点です。
| システム | 稼働時間 |
|---|---|
| 電子入札システム(入札書の提出など) | 平日 8:00〜20:00 |
| 入札情報システム(公告・結果の閲覧など) | 平日 6:00〜23:00 |
土曜・日曜・祝日・年末年始は停止します。締切が休み明けすぐの案件もあるため、土日に作業できない前提でスケジュールを組むのが安全です(同じ北陸でも、システムによっては土日も稼働するところがあります。参加先ごとに稼働時間を確認しましょう)。
特徴②:県内市町の多くが同じ仕組みを共同利用
石川県では、金沢市・加賀市・志賀町など多くの市町が県と同じSuperCALSの仕組みを利用しています。そのため、一度ICカードと事前準備を整えれば、対応する複数の発注機関で使い回せるのが利点です。
ただし、利用者番号(登録番号)やログインの入口は発注機関ごとです。参加したい県・市町ごとに、その機関での利用者登録や番号の確認が必要になります。なお、すべての市町が共同利用しているわけではなく、一部の町は独自の方法で入札情報を公表しています。参加先の市町については、その市町の入札・契約ページを確認してください。
特徴③:参加の前提は「入札参加資格」
電子入札はあくまで「入札に参加する手段」です。その前提として、各発注者の入札参加資格(競争入札参加資格者名簿への登録)が必要です。石川県の資格申請は、2年ごとの定期受付に加え、年度途中の随時受付も設けられています。
- 石川県の資格申請のしくみ・受付時期 → 石川県の入札参加資格申請
- 入札の3つの方式(一般競争・指名競争・随意契約)の違い → 入札の方式の違い
資格は工事・物品・委託などの区分ごとに必要です。参加したい区分で名簿に載っているかを最初に確認しましょう。
工事と物品は別システム・別登録
石川県では、建設工事等の電子入札と、物品・役務の電子入札は別系統です。物品調達の電子入札システムは令和5年7月から運用が始まっています。金沢市の案内でも、工事契約で電子入札に参加している場合でも、物品・役務は別途の利用者登録が必要とされています。参加したい区分ごとに登録できているかを確認してください。
電子入札の事前準備(共通)
SuperCALSの事前準備は、石川県・市町で共通です。詳しい手順はSuperCALSの使い方にまとめていますが、要点は次の3つです。
- ICカード(電子証明書)とカードリーダ:電子入札コアシステム対応の認証局から購入。名義は原則として代表者または名簿登録のある受任者。
- パソコンの設定:対応ブラウザ(Edge/Chrome)と補助アプリ。入札参加者ポータルサイトの利用準備マニュアルで確認。
- 利用者登録:ICカードと事業者情報を、参加する発注機関のシステムに登録。
操作の質問は、石川県・各市町で共通の電子調達コールセンター(ヘルプデスク)0570-011-311(平日9〜18時)が窓口です。
実務のワンポイント
石川で事故が多いのは「平日のみ稼働を見落とす」パターンと「準備が間に合わない」パターンです。システムは土日祝に止まるため、締切直前の土日には作業できません。また、ICカードは申し込みから手元に届くまで日数がかかります。入札参加資格が取れた段階で、案件がなくても先に電子入札の事前準備(ICカード取得〜利用者登録)まで済ませておくと、急な案件にも落ち着いて対応できます。
つまずきやすい点
- 平日のみ・時間帯の制限:電子入札は平日8〜20時、情報閲覧は平日6〜23時。土日祝・年末年始は停止。
- 発注機関ごとの利用者番号:県・市町ごとに登録・番号確認が必要。1機関で登録すれば全部に通るわけではない。
- ICカードの名義・有効期限:代表者変更後の旧名義や、開札時に期限切れのカードは入札無効・失格の原因。
- 工事系・物品系の登録漏れ:工事と物品は別システム・別登録。参加したい区分を確認。
- 紙入札は例外扱い:原則は電子入札。ICカードの再発行中など「やむを得ない事由」のときだけ、各機関の承諾を得て紙入札になります。
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出典
- 石川県「石川県CALS/EC(キャルスイーシー)ホームページ」「電子入札システム」「入札情報システム」「物品調達電子入札システム・入札情報システム」
- 金沢市・加賀市・志賀町ほか 各市町の電子入札ページ
- 電子調達システム入札参加者ポータルサイト/電子調達コールセンター(ヘルプデスク 0570-011-311)
本記事は公開時点の公式情報をもとにした一般的な解説です。稼働時間・対応ブラウザ・受付時期・各窓口の連絡先は変更される場合があります。実際の手続きは必ず石川県および各市町の公式ページで最新情報をご確認ください。
(免責)本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の手続きの正確性・完全性を保証するものではありません。実際のシステム操作・申請にあたっては公式のマニュアルおよび各発注機関の案内に従ってください。

